たまにはウィスキーもいいのかも
2006年10月3日 医食同源『 -- ウイスキーで糖尿病予防か アルコール抜きラット実験 --
ウイスキーの成分に糖尿病予防効果があるというラット実験の結果を、サントリーと矢部千尋(やべ・ちひろ)京都府立医大教授らが3日までにまとめた。
アルコール分は抜いており、たるから染み出たポリフェノール類の効果ではないかという。
サントリーによると、糖尿病にしたラットの餌に、アルコールなどの揮発成分を除いたウイスキー粉末を0・02%混ぜた。5週間後、通常の餌のラットは空腹時の血糖値が3倍に上昇したが、粉末を混ぜたラットは1.6倍だった。糖尿病と関係が深い血液中の過酸化脂質濃度は、通常の餌だと約2倍になったが、粉末を混ぜたラットはほとんど上がらなかった。
ブドウ糖を与えると、30分後の血液中のインスリン濃度は、通常の餌のラットの約1.8倍になった。
サントリーは「適度な飲酒は糖尿病を予防するとの疫学調査結果もあり、適量のウイスキーは予防効果があるのではないか」としている。』
私は蒸留酒はブランデーとウィスキーと焼酎と泡盛しか飲まない.しかも銘柄もほぼいつも決まっている.ブランデーはレミー・マルタン,ウィスキーはニッカのシングルカスク,焼酎は25度のいいちこ,そして泡盛は与那国島の60度のどなんとなっているのだ.もちろんバブルの頃はいろんなところでいろんなお酒を飲む機会に恵まれたのでおいしいお酒はいっぱい飲んだはずなのだが,自然とこれらに落ち着いてしまった.
で,ウィスキーの話だが国産ではサントリーのほうが一般的に人気があるらしいが,わたしはニッカウィスキーの余市工場に特別な思い入れがあるのでニッカ党なのである.その昔はキングスランドという銘柄が好きだったのだが,シングルカスクが発売されてからはこちらにしている.そのうちに英国のスコッチウィスキーの品評会か何かで世界一の称号を与えられてからはシングルカスクが絶対的なものとなっている.
シングルカスクというのは実は一つの銘柄ではなく,ウィスキーの製造年だけでなく樽も個別に管理され瓶詰めされたものの総称である.だから,製造年と樽によってそれぞれ味が違うところが面白い.そうなるといろんな味や香りを試したくなるのが人情である.自分が医師になったばかりの頃や博士号を取得した頃に樽詰めされたものが発売されるとネットで買い込んだりして,夜中に封を切っては味見してちょっとしたタイムカプセル気分を味わえるのである.これが私のウィスキーの楽しみ方である.
昔の手術の記録や実験データなどは当時愛用していたMacのHDに今でも残っているはずであるが,気がつくと私の脳は仕事以外に毎日どんな生活をしていたのかほとんど憶えていないのである.しかし,ウィスキーを飲みながら当時何をしていたのかぼんやり考えているといつのまにか居眠りしてしまうのだけは当時も今も変わっていないようだ.
さて本題だが,ウィスキーを飲む人も少なくなっているのだろう.気持ちはわかるが,サントリーのひも付き研究を信じる人なんているのだろうか.真実はどうであれ,私はアルコールを抜いたウィスキー粉末なんて飲む気にはなれないのだが.
ウイスキーの成分に糖尿病予防効果があるというラット実験の結果を、サントリーと矢部千尋(やべ・ちひろ)京都府立医大教授らが3日までにまとめた。
アルコール分は抜いており、たるから染み出たポリフェノール類の効果ではないかという。
サントリーによると、糖尿病にしたラットの餌に、アルコールなどの揮発成分を除いたウイスキー粉末を0・02%混ぜた。5週間後、通常の餌のラットは空腹時の血糖値が3倍に上昇したが、粉末を混ぜたラットは1.6倍だった。糖尿病と関係が深い血液中の過酸化脂質濃度は、通常の餌だと約2倍になったが、粉末を混ぜたラットはほとんど上がらなかった。
ブドウ糖を与えると、30分後の血液中のインスリン濃度は、通常の餌のラットの約1.8倍になった。
サントリーは「適度な飲酒は糖尿病を予防するとの疫学調査結果もあり、適量のウイスキーは予防効果があるのではないか」としている。』
私は蒸留酒はブランデーとウィスキーと焼酎と泡盛しか飲まない.しかも銘柄もほぼいつも決まっている.ブランデーはレミー・マルタン,ウィスキーはニッカのシングルカスク,焼酎は25度のいいちこ,そして泡盛は与那国島の60度のどなんとなっているのだ.もちろんバブルの頃はいろんなところでいろんなお酒を飲む機会に恵まれたのでおいしいお酒はいっぱい飲んだはずなのだが,自然とこれらに落ち着いてしまった.
で,ウィスキーの話だが国産ではサントリーのほうが一般的に人気があるらしいが,わたしはニッカウィスキーの余市工場に特別な思い入れがあるのでニッカ党なのである.その昔はキングスランドという銘柄が好きだったのだが,シングルカスクが発売されてからはこちらにしている.そのうちに英国のスコッチウィスキーの品評会か何かで世界一の称号を与えられてからはシングルカスクが絶対的なものとなっている.
シングルカスクというのは実は一つの銘柄ではなく,ウィスキーの製造年だけでなく樽も個別に管理され瓶詰めされたものの総称である.だから,製造年と樽によってそれぞれ味が違うところが面白い.そうなるといろんな味や香りを試したくなるのが人情である.自分が医師になったばかりの頃や博士号を取得した頃に樽詰めされたものが発売されるとネットで買い込んだりして,夜中に封を切っては味見してちょっとしたタイムカプセル気分を味わえるのである.これが私のウィスキーの楽しみ方である.
昔の手術の記録や実験データなどは当時愛用していたMacのHDに今でも残っているはずであるが,気がつくと私の脳は仕事以外に毎日どんな生活をしていたのかほとんど憶えていないのである.しかし,ウィスキーを飲みながら当時何をしていたのかぼんやり考えているといつのまにか居眠りしてしまうのだけは当時も今も変わっていないようだ.
さて本題だが,ウィスキーを飲む人も少なくなっているのだろう.気持ちはわかるが,サントリーのひも付き研究を信じる人なんているのだろうか.真実はどうであれ,私はアルコールを抜いたウィスキー粉末なんて飲む気にはなれないのだが.
コメント