最新のCG技術に感動?
2006年7月2日 その他
封切り当日の映画を見に行くなんていうことは今までの人生ではなかったことだが,観てきた.Disney&PIXARの最新作『カーズ』.Disneyの最近のアニメは『ライオンキング』が手塚治虫の『ジャングル大帝』のパクリみたいで気に入らなかったことと,CGのアニメもいまいちな感じで映画館までわざわざ観に行く気がしなかったのでレンタルDVDでざっと観る程度だった.
だから,今回の『カーズ』もミキハウスの『GO!GO!カートくん』のパクリみたいな『トイストーリー』風CGアニメだろう程度にしか思っていなかった.土曜日だったが,天気が良かったのと6商店街大バーゲンセールの影響か映画館は空いていて難なく「日本語吹き替え版」の良い席を確保して,つまらなかったら昼寝するつもりで観はじめたのだが...
オープニングで主人公の車体にカタカナで『ライトニング』という字が見えてその3Dレンダリングの素晴らしさで眠気は吹き飛びました.ストーリー以前に3DCG技術の最近の進歩に正直言って驚きました.この映像ならトップを解任してもDisneyがPIXARと再び手を組んだのは正解だったのでしょう.車体に映り込む光の感じも素晴らしいのですが,風景の生成がものすごく自然になっているのには本当に驚きました.CGの風景を観てきれいだなと思えるとは本当にすごいものです.
ストーリーはまあDisneyらしいハッピーエンドです.子供向けで安心して観ていられるのですが,レースシーンのスピード感はけっこうすごいので幼児には少し怖いかもしれません.反対に大人は十分楽しめます.私もワンパターンなストーリーに感動しながら楽しんできました.エンディングにPIXAR作品のパロディがあってけっこう受けてました,
『カーズ』の前に『ワンマンバンド』というタイトル(だったと思います)の小作品があったのですが,これがまたすごいCGでそれとオチが面白くて私としてはこれは是非観た方がいいと思います.今回の映画鑑賞は上映時間いっぱいを余さず楽しめて大満足でした.
参考記事 2006/1/25
『 -- ディズニーがピクサーを買収、ジョブズCEOはディズニー取締役に --
Walt Disney Companyは1月24日(現地時間)、3DCGアニメーションのPixarを買収することで合意に達したと発表した。PixarのEd Catmull社長が、PixarとDisneyアニメーションスタジオが合併して誕生する新アニメーションスタジオの社長に就任するほか、Pixarでクリエイターのまとめ役となっているJohn Lasseter氏がChief Creative Officer(CCO)に就く。また、Pixarの会長兼CEOであり、Apple ComputerのCEOとしても知られるSteve Jobs氏がDisneyの取締役会に加入する。合併後もPixarおよびDisneyアニメーション部門の現在の拠点は維持されるそうだ。
買収はPixar株1に対してDisney株2.3の比率での株式交換で行われる。買収総額は74億ドル相当になる。成立にはPixar株主の承認が必要になるが、Pixarの発行済み株式の約50.6%を所有するSteve Jobs氏がすでに買収案に合意している。規制当局の承認を得た後、今年の夏には買収が完了する見通しだという。
Disney は1991年にPixarと提携し、「トイ・ストーリー」を配給した。同作品のヒットを受け、97年に5作品に対する共同出資を含む内容に提携を拡大し、 Disneyは「ファインディング・ニモ」「ミスター・インクレディブル」などのPixar作品を配給してきた。だが、2004年1月にPixarは、次回作「Cars」でDisneyとの提携契約を満了した後、新しい配給パートナーを探すと宣言。決裂の背景には、当時DisneyのCEOだった Michael Eisner氏とSteve Jobs氏の意見の食い違いがあると見られた。ところが2004年9月に、業績不振の責任が問われたEisner氏がCEO辞任の意志を表明。2005年 10月にRobert Igner氏がCEOに就任すると、すぐにPixarとの関係修復に乗り出した。昨年10月、Appleがビデオ再生対応iPodと共に動画配信サービスを発表した際、Igner氏が発表会に登場し、Jobs氏とがっちりと握手を交わして良好な関係をアピールした。』
だから,今回の『カーズ』もミキハウスの『GO!GO!カートくん』のパクリみたいな『トイストーリー』風CGアニメだろう程度にしか思っていなかった.土曜日だったが,天気が良かったのと6商店街大バーゲンセールの影響か映画館は空いていて難なく「日本語吹き替え版」の良い席を確保して,つまらなかったら昼寝するつもりで観はじめたのだが...
オープニングで主人公の車体にカタカナで『ライトニング』という字が見えてその3Dレンダリングの素晴らしさで眠気は吹き飛びました.ストーリー以前に3DCG技術の最近の進歩に正直言って驚きました.この映像ならトップを解任してもDisneyがPIXARと再び手を組んだのは正解だったのでしょう.車体に映り込む光の感じも素晴らしいのですが,風景の生成がものすごく自然になっているのには本当に驚きました.CGの風景を観てきれいだなと思えるとは本当にすごいものです.
ストーリーはまあDisneyらしいハッピーエンドです.子供向けで安心して観ていられるのですが,レースシーンのスピード感はけっこうすごいので幼児には少し怖いかもしれません.反対に大人は十分楽しめます.私もワンパターンなストーリーに感動しながら楽しんできました.エンディングにPIXAR作品のパロディがあってけっこう受けてました,
『カーズ』の前に『ワンマンバンド』というタイトル(だったと思います)の小作品があったのですが,これがまたすごいCGでそれとオチが面白くて私としてはこれは是非観た方がいいと思います.今回の映画鑑賞は上映時間いっぱいを余さず楽しめて大満足でした.
参考記事 2006/1/25
『 -- ディズニーがピクサーを買収、ジョブズCEOはディズニー取締役に --
Walt Disney Companyは1月24日(現地時間)、3DCGアニメーションのPixarを買収することで合意に達したと発表した。PixarのEd Catmull社長が、PixarとDisneyアニメーションスタジオが合併して誕生する新アニメーションスタジオの社長に就任するほか、Pixarでクリエイターのまとめ役となっているJohn Lasseter氏がChief Creative Officer(CCO)に就く。また、Pixarの会長兼CEOであり、Apple ComputerのCEOとしても知られるSteve Jobs氏がDisneyの取締役会に加入する。合併後もPixarおよびDisneyアニメーション部門の現在の拠点は維持されるそうだ。
買収はPixar株1に対してDisney株2.3の比率での株式交換で行われる。買収総額は74億ドル相当になる。成立にはPixar株主の承認が必要になるが、Pixarの発行済み株式の約50.6%を所有するSteve Jobs氏がすでに買収案に合意している。規制当局の承認を得た後、今年の夏には買収が完了する見通しだという。
Disney は1991年にPixarと提携し、「トイ・ストーリー」を配給した。同作品のヒットを受け、97年に5作品に対する共同出資を含む内容に提携を拡大し、 Disneyは「ファインディング・ニモ」「ミスター・インクレディブル」などのPixar作品を配給してきた。だが、2004年1月にPixarは、次回作「Cars」でDisneyとの提携契約を満了した後、新しい配給パートナーを探すと宣言。決裂の背景には、当時DisneyのCEOだった Michael Eisner氏とSteve Jobs氏の意見の食い違いがあると見られた。ところが2004年9月に、業績不振の責任が問われたEisner氏がCEO辞任の意志を表明。2005年 10月にRobert Igner氏がCEOに就任すると、すぐにPixarとの関係修復に乗り出した。昨年10月、Appleがビデオ再生対応iPodと共に動画配信サービスを発表した際、Igner氏が発表会に登場し、Jobs氏とがっちりと握手を交わして良好な関係をアピールした。』
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