『 -- 警察官、容疑者の同僚にも話聞かず 佐賀の男児ひき逃げ --

 佐賀県唐津市厳木(きゅうらぎ)町で小学5年の家原毅(つよし)君(11)が車にひき逃げされ別の場所に放置された事件で、佐賀県警の警察官が前部の壊れたダンプカーを見つけたのに現場を離れて容疑者を取り逃がした際、近くには容疑者の同僚男性もいたことがわかった。警察官はこの同僚から話を聞かないまま応援を求めに行き、再び現場に戻ると、同僚から容疑者が逃走したことを知らされたという。

 調べでは、業務上過失傷害などの疑いで指名手配された土木作業員坂口三之治(さのじ)容疑者(53)と同僚は事件翌日の21日午後3時半ごろ、同市浜玉町でビニールハウスの撤去作業をしていた。巡回中の白バイの警察官がダンプカーに気づき、約20メートル離れたところにいた坂口容疑者に運転手を尋ねたが、「知らない」との答えが返ってきた。

 そこから約50メートルのところに同僚もいたが、警察官は声をかけないまま応援要請のために現場を離れた。約10分後、他の警察官2人とともに戻ってくると坂口容疑者の姿が見えず、同僚に尋ねたところ、「山の方に歩いて行った。この車は坂口が乗っている」と話したという。

 坂口容疑者の行方はわからず、県警は現場から福岡方面に向かう山林などで捜索を続けている。

 山口俊夫・唐津署副署長は「当時は容疑者として確定していなかった。結果論で批判はできるだろうが、当時の判断として最善だったという考えは変わらない」と説明している。 』

 この警察官はあこがれの白バイに乗れて楽しく仕事してたのだろうか.でも,こんな情けないことをやっていたのでは,警察官としてのプロ意識が高いとは誰も思ってくれないだろう.自慢の白バイが今どこにいるのかを,無線を持っていたのに連絡できなかったなんて.そして,容疑者の同僚に確認をとらずに現場を離れて容疑者を取り逃がしてしまうなんて.

 山口俊夫・唐津署副署長が「当時は容疑者として確定していなかった。結果論で批判はできるだろうが、当時の判断として最善だったという考えは変わらない」と言うなら,私は『じゃあ,福島の産婦人科医はどうなんだ!』と言いたくもなる.身内に甘いにもほどがあるんじゃないでしょうか.

 この白バイの警官に必要なのは警察用の高価なデジタル無線機じゃなくて,イマドコサーチのできるGPS付きのキッズケータイだろう.取り逃がした容疑者がさらに別の犯罪を起すことだって十分考えられるのに,一体どういうつもりなんでしょうか.事件が非常に悪質で残虐なだけにまぬけぶりが目立ってしまいました.とにかくこの警官は内勤でもして反省してもらったほうがいいんじゃないでしょうか.

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索