『--救急車代行、タクシー搬送 東京消防庁が新制度--

 東京消防庁は「救急の日」の9日、緊急度の低い患者はタクシーが病院まで搬送する「サポート・キャブ」制度を全国で初めてスタートさせた。タクシー代は自己負担。119番で病院紹介を求めてきた人らに利用してもらう。

 従来はこうした人たちも救急車で搬送することが多く、同庁の救急出動件数は年々増加。新制度は緊急性の高い患者の救急搬送を優先するのが狙いで、将来的には救急車を要請する119番についても、内容によってサポート・キャブを利用してもらうことを検討したい考えだ。

 サポート・キャブは、GPSカーナビによる配車システムを持つ上、運転手の3割以上が救急講習を受講しているなどの条件を満たすタクシー会社と、東京消防庁が提携。

 病院紹介を求める119番は、同庁外郭団体が開設する「東京民間救急コールセンター」にかけ直してもらい、同センターがタクシー会社に連絡。同庁のデータに基づいて搬送先病院も指定する。タクシー会社は救急講習受講済みの運転手を手配する。

 東京消防庁の救急出動件数は、今年上半期だけで35万件を突破。今年1年間では、過去最多だった昨年の約67万8000件を上回る勢いだ。

 東京民間救急コールセンターは、電話0570(039)099。24時間受け付けで年中無休。』

 救急車をタクシー代わりに使う人たちへの対策として大変有効な制度だと思う.医療費についても軽症で入院にならない程度のものについては時間外で割り増しになった分を自己負担とすればもっと良いだろう.そうすれば時間外診療が減って救急外来も本来の救急対応がやりやすくなるし,小児科の夜間診療も減って小児科医の負担も減るに違いないだろうから.

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索