生命についてもっと学んでもらいたい
2004年11月2日 社会の問題『--生徒の血液使い理科授業 和歌山・橋本の男性教諭--
和歌山県橋本市の市立中学校の男性教諭(41)が2年生の理科の授業で、生徒24人に針で指を刺させて採取した血液を実験に使っていたことが2日、分かった。保護者の抗議を受けた市教育委員会は「生身の体を傷つけてまで実験をすることはなく、配慮が足りなかった。今後、このようなことがないよう徹底したい」としている。市教委によると、教諭は10月下旬、「血液とその循環」をテーマにした授業を実施し、2年の3学級計104人のうち98人が受講。熱消毒した針と消毒液を生徒に渡し、針で指を刺させて採取した血液をガラス板に塗り顕微鏡で観察させた。
4、5人のグループの中から話し合いやじゃんけんなどで針を刺す生徒を選ばせたという。針を刺し出血する様子を見てショックを受け泣きだす生徒もおり、保護者から学校に抗議があった。
教諭はこの中学に赴任し2年目。「血液の様子を具体的に目にしてほしかったが、方法を考えるべきだった」と話しているという。』
この教諭の間違いは全員にやらせなかったことだろう.針を刺せば痛いし血も出ることを身をもって知ることは重要だし,止血がどのように行われるかを知ることも救命には重要なことである.なぜ学校でこんな基本的なことを教えてはいけないのだろうか?
生命の尊さをちゃんと教えていないから次のようなことも起こるのだろう.
『19歳の女性の50人に1人、18歳だと64人に1人の割合で2003年度に人工妊娠中絶をしていたことが2日、厚生労働省の統計で分かった。10代を1歳刻みで集計したのは初めて。10代の中絶率は前年度より微減したが、10年前の約2倍と依然多かった。
厚労省は10代女性の身体と心を傷つける中絶の減少を母子保健10カ年計画で目指しており「ショッキングな数字。学校や市民団体と協力して性に関する知識の普及啓発をしたい」(母子保健課)としている。この調査は1948年に開始、母体保護法に基づいて都道府県などに届け出があった件数を集計し、01年までは1-12月の年間数、02年度からは年度の数字をまとめている。
これまで20-40代は5歳刻み、それ以下は「20歳未満」と一括集計してきたが、急増する10代の中絶実態をつかむため初めて15-19歳を年齢別に調査した。03年度の20歳未満の中絶は計4万475件。年齢別では19歳が約1万4600件と最も多く、18歳約1万1100件、17歳約7900件と続き、15歳未満も483件あった。 年齢人口1000人当たりの中絶実施率で見ると、19歳はほぼ50人に1人に当たる19・9で、20代以降で最も高い20-24歳の20・2に匹敵する高率。18歳も15・7で、25-29歳(14・8)や30-34歳(13・3)を上回り、20歳前後に中絶のピークがあった。
10代全体で見た中絶実施率は93年の6・6から01年の13・0まで急増。その後わずかに減少し、03年度は11・9だった。
03年度の全年代を通した総件数は、前年度より約9500件減の31万9831件。』
イラクのテロリストもこれを聞いたら驚くだろう.理由はともかく毎年30万人の合法的殺人が日本国内で行われているのだ.きっとAIDS患者もこれに比例して増えることだろう.学問はきらいでもいいから自分の体のことくらいもっと知っていてほしいものだ.
学校でもっときちんと生命や人体について最低限の基本的なことをしっかり教えてもらわなければ病気について説明しても無意味なような気がするのだがどうだろうか.
和歌山県橋本市の市立中学校の男性教諭(41)が2年生の理科の授業で、生徒24人に針で指を刺させて採取した血液を実験に使っていたことが2日、分かった。保護者の抗議を受けた市教育委員会は「生身の体を傷つけてまで実験をすることはなく、配慮が足りなかった。今後、このようなことがないよう徹底したい」としている。市教委によると、教諭は10月下旬、「血液とその循環」をテーマにした授業を実施し、2年の3学級計104人のうち98人が受講。熱消毒した針と消毒液を生徒に渡し、針で指を刺させて採取した血液をガラス板に塗り顕微鏡で観察させた。
4、5人のグループの中から話し合いやじゃんけんなどで針を刺す生徒を選ばせたという。針を刺し出血する様子を見てショックを受け泣きだす生徒もおり、保護者から学校に抗議があった。
教諭はこの中学に赴任し2年目。「血液の様子を具体的に目にしてほしかったが、方法を考えるべきだった」と話しているという。』
この教諭の間違いは全員にやらせなかったことだろう.針を刺せば痛いし血も出ることを身をもって知ることは重要だし,止血がどのように行われるかを知ることも救命には重要なことである.なぜ学校でこんな基本的なことを教えてはいけないのだろうか?
生命の尊さをちゃんと教えていないから次のようなことも起こるのだろう.
『19歳の女性の50人に1人、18歳だと64人に1人の割合で2003年度に人工妊娠中絶をしていたことが2日、厚生労働省の統計で分かった。10代を1歳刻みで集計したのは初めて。10代の中絶率は前年度より微減したが、10年前の約2倍と依然多かった。
厚労省は10代女性の身体と心を傷つける中絶の減少を母子保健10カ年計画で目指しており「ショッキングな数字。学校や市民団体と協力して性に関する知識の普及啓発をしたい」(母子保健課)としている。この調査は1948年に開始、母体保護法に基づいて都道府県などに届け出があった件数を集計し、01年までは1-12月の年間数、02年度からは年度の数字をまとめている。
これまで20-40代は5歳刻み、それ以下は「20歳未満」と一括集計してきたが、急増する10代の中絶実態をつかむため初めて15-19歳を年齢別に調査した。03年度の20歳未満の中絶は計4万475件。年齢別では19歳が約1万4600件と最も多く、18歳約1万1100件、17歳約7900件と続き、15歳未満も483件あった。 年齢人口1000人当たりの中絶実施率で見ると、19歳はほぼ50人に1人に当たる19・9で、20代以降で最も高い20-24歳の20・2に匹敵する高率。18歳も15・7で、25-29歳(14・8)や30-34歳(13・3)を上回り、20歳前後に中絶のピークがあった。
10代全体で見た中絶実施率は93年の6・6から01年の13・0まで急増。その後わずかに減少し、03年度は11・9だった。
03年度の全年代を通した総件数は、前年度より約9500件減の31万9831件。』
イラクのテロリストもこれを聞いたら驚くだろう.理由はともかく毎年30万人の合法的殺人が日本国内で行われているのだ.きっとAIDS患者もこれに比例して増えることだろう.学問はきらいでもいいから自分の体のことくらいもっと知っていてほしいものだ.
学校でもっときちんと生命や人体について最低限の基本的なことをしっかり教えてもらわなければ病気について説明しても無意味なような気がするのだがどうだろうか.
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